教員だけではないですよね。警察官や自衛官、医療関係などもそうでしょうが、何か不祥事が起きると、その業界関係全体が責任があるように言われるのはおかしいのではないでしょうか。あくまでも、不祥事を起こしたのは一個人です。その人物が様々なことを言われたり、非難されることは問題はないと思うのですが、関係のない職員全体に問題があると考えるのはおかしいと思います。
不祥事防止という名目で、どれだけ多くの時間を割いているのか。学校関係であれば、教育委員会が旗を振り、不祥事防止を盛んに言うわけです。しかし、不祥事の中でも、猥褻関係に関しては、確実に個人的な犯罪ですから、その個人以外がどうすることもできないわけです。もちろん、該当者が務めている学校に責任がないのかといえば、全く責任がないとは言えないかもしれません。兆候を見ることができたかもしれないし、言動についても、把握できることがあったかもしれません。また、保護者が自分の子どもが被害にあっていないか、疑心暗鬼になるでしょうし、他にもそういうことがなかったのか、聞きたくなる気持ちは理解できます。
それでも、言ってしまえば、あくまでも、個人のしたことであり、不祥事を起こした本人が責められるべきことだと思います。
それに、冤罪ということもあります。実際、不起訴になった例もありますから、教育委員会が発覚後、丁寧に調査をすることは大切だと思います。不起訴になっても、そのことはほとんど報道されません。以前、事件は大きく報道されたのに、不起訴になり、当該職員は何も問題がなかったということがありました。街頭校の校長は、そのことが報道されず、事件を起こしたとされる職員の名誉が回復されないことを怒っていました。
ともかく、学校関係者全体が責任を負っているということは、事実ではありません。もちろん、不正会計などは、学校単位で責任を負わなければならないかもしれません。ですが、すべての事件を学校関係者全体が責任を負っているという方向性は間違っていると思います。
SNSの時代ですから、ことさら、この様な形になりやすいと思います。もう一度考えることってできないのでしょうか。