2026年4月28日火曜日

指示をシンプルに

 新しい学年になり、1か月。うまくいっていることもあれば、思った以上に苦戦していることもあるでしょう。 今、子ども達の様子はどうでしょうか。教室は整然としていますか? 先生の話を聞く態度は、しっかり身についてきているでしょうか。

タブレット等のICT端末を利用した授業をするにしても、基本的に「先生からの指示」が理解されなければ授業は成り立ちません。ツールの問題ではなく、基礎となるものが何であるかが重要なのです。

以前にも書きましたが、一番の基礎となるのは「話を聞くことができるかどうか」です。そのためのトレーニングがどの程度進んでいるかが、今後の大きなカギを握ります。

もちろん、「子ども達が楽しく学習できれば、自然とそうなる」という意見もあるでしょう。魅力的な授業ができる先生であれば、たしかに自然と話を聞く姿勢は育っていきます。しかし現実問題として、子ども達が楽しいと感じる授業を“毎時間”できる先生はそう多くはありません。 毎回楽しい授業をするのが難しいのであれば、せめて「整然とした教室環境を整える」ことに努めることが大切だと思います。

その意味で、ゴールデンウィーク明けは大きなチャンスです。 話し方を工夫し、子ども達にとって分かりやすい指示を出すよう努めるだけでも、教室の雰囲気は変わってきます。この機を逃すと、次は夏休み明けまで、なかなか良いきっかけが訪れません。

もちろん、それぞれの学校の状況は違います。先生の指示が通りやすい環境もあれば、そうではない環境があることも重々承知しています。どの学校でも全く同じアプローチが通用するとは思いません。 しかし、「分かりやすい指示を出すよう心掛ける」だけでも、状況は確実に変わってくるはずです。

落ち着きがない子が騒いでしまうのは、「指示が不明確な時」や、「これから行うことの順序(見通し)が分かりにくい時」です。また、そういった子ども達は、周りの子の言動にものすごく影響を受けます。周囲の言動すべてが刺激になり、落ち着かない要因になってしまうのです。

ですから、指示はなるべく全体に向けて、シンプルに出すように心がけてみてください。 「自分が何をすればいいのか」という指示さえしっかり分かれば、あえてそれに反して動きたいと思う子は、そう多くはないはずです。

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