このブログを検索

ラベル PTA の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル PTA の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年1月24日土曜日

PTAって、いりますか。

 


 PTAに関しては、ここ数年、様々なことが言われ、結論的には、消滅する方向にあるようです。たしかに、PTAの仕組み自体が、お母さんが専業主婦であることを前提にしている部分があります。

 PTA会長といえば、学区内で自営業を営んでいるお父さんというイメージがあります。そして、副会長以下は、お母さん。その多くは専業主婦だという感じがします。今では、8割強のお母さんが働いていると言われます。専業主婦は2割を切っているという状況では、今までの形でPTAを運営していくことは難しいと思います。平日の午前中に役員会を開き、翌週には運営委員会を開く。役員のお母さんは最低でも1カ月に2日は半休、もしくは1日単位で休暇をとらなければいけなくなってしまいます。僕時椎の経験ですが、役員全員が仕事をしているということで、午後の6時から役員会や運営委員会を実施していた学校もあります。また、大手の企業ですが、PTAをやるための休暇を認めていた企業もありました。また、コロナ禍以降では、リモート勤務をうまく利用して、役員を務めてくれた方も何人かいました。大手の企業の中には、PTAの活動への参加に理解があり、対応してくれている例があります。


ただ、PTA活動は役員さんだけが行うものではありません。実際に、広報誌を作ったり、子ども達の登下校の支援をしたりしている学校も多いと思います。広報誌については、記事のメモを渡し、写真の取り込みや生地自体を印刷会社が行っている例もありました。もちろん、費用は、自前でやるよりもかかってしまいますが、時間的な問題はある程度開所されていたと思います。登校支援については、地域の自治会や老人会が積極的に行っているところも多いと思います。また、登校の際に班を作っていると、登校班が集合するときに、保護者代表として子ども達を見守ったり、途中の横断歩道などで班が通過するのを見守ったりするなどの活動もできないということで、登校班をやめた学校も聞いています。

 活動面から考えても、確かに、PTAを維持していくことは難しくなっていると思います。PTAのことについては、活動がしにくくなったことが、解散の大きなきっかけになっています。もちろん、それだけが理由ではありません。他の面からも、次回は考えていきたいと思います。

2025年7月9日水曜日

やっていた行事を止められますか?

 去年までやってきたことを止めたり、規模を縮小したりすることはできるのでしょうか。答えは、「できます」です。学校がどの行事をやるのか、決めることができるのは、学校自身です。ほかの人たちー保護者や地域の人、教育委員会などーから、何かを言われる必要はないと思います。どうしても、これまでやってきたことを止めるのに躊躇するのは事実です。ですが、なぜ、やめることにしたのか、明確に説明ができれば、それで十分だと思います。例えば、学校だよりですが、今までは、何百部も刷って、地域に配布していました。やめたら、地域の自治会から何か言われるのではないかと考え、ずっと続けていました。しかし、実際に地域の自治会に学校だよりの配布を止めたいというと、その方がうれしいと言われました。手間がかかるし、学校だよりだけならば、ホームページを見れば済むとのことでした。前にも書きましたが、運動会を午前中だけの実施にしました。実際に午前中にしてアンケートをとると、圧倒的に午前中だけの実施がよいという回答をもらいました。テントをなくしましたが、なくしてもらってよかったという意見が多数を占めていました。4年生の宿泊体験学習の実施を止めた時も、保護者の意見は学校の判断を支持するというものでした。実施しないと保護者から、クレームが来るのではとドキドキしていましたが、そのような声は一つも上がりませんでした。

学校は、無難なこと=昨年通りという式で考えているのだと思います。しかし、今の保護者は、とても理解があるのだと思います。理解を求めるというよりも、なぜ、そうしているのかを明確に保護者に説明してくことが何より大切なのではないかと思います。

まず、校内でしっかり話し合い、方向性を明確にすることが大切だと思います。校長としては、ドキドキすることがいろいろあります。それは、何か言われたらいやだなと思ってしまうからです。しかし、職員のことや子ども達のことを考え、決めたことには意味があると思います。そして、その考えがしっかり伝われば、保護者からの苦情という形にはならないのではないでしょうか。僕は何年間か、校長をしていましたが、色々変えたことについて、保護者から言われることは一度もありませんでした。

学校が、保護者や地域の人たちを信頼し、学校独自でしっかりと物事を決めていくことが何より大切だと思います。

2025年6月13日金曜日

運動会のテント

 運動会というと、テントが何梁か、用意されます。でも、必要なんでしょうか。実際に運動会の際にテントを出さずに実施したことがあります。確かに、調子が悪くなった子がいた時、日影が必要という話も出ましたが、それならば、冷房が効いている保健室に連れて行った方がよいということになりました。その他にテントが必要になる理由は「来賓」席です。来賓といっても、町内会や自治会の会長や歴代のPTA会長です。まあ、他の学校の校長が来た入りすることもあるので、その際には来賓席にというしきたりのようなものがありました。

コロナ禍で、運動会が縮小した際に、近隣の校長間で、他校の運動会や卒業式、入学式には相互に招待をしない、行かないということを決めました。また、町内会や自治会の会長も呼ばないと、決めました。そうするとテントを張る必要がないわけです。校長だから、副校長だからといって何もしないで座っている必要はないので、それぞれに自由に動き、いろいろな係の活動を支援したり、保護者と話をしたりする機会にしていました。また、いろいろな場所で、演技や競技を見たりすることも、熱心に行いました。これらのことは、次年度の運動家につなぐために、大事なことだと思います。

そうすると、敬老席が問題になるのです。祖父母が見来た時、暑い中での参観は難しいといわれます。確かに、これは配慮すべきことなのですが、敬「老」がいったい誰を指しているのか問題になります。実際、60代の祖父母だって多いわけですし、何をもって老とするのか難しいものがあります。一応対策としては、日影にパイプいすを並べ、休んでいただくことができるようにしました。校庭に面した教室を解放したこともあります。

テントを出さないと、設置したり、撤去したりする手間が無くなります。また、見学している側とすれば、邪魔なものが無くなり、良い位置での参観ができるようになるメリットがあります。割合からすれば、テントがない方がよいという声が多く聞かれました。

ちょっとしたことですが、実際にはテントを出さないと決めるまでにいくつかの決断を迫られます。学校は、今までどおりが好きですから。

2025年5月22日木曜日

PTAは、必要なのか

 最近、全国 最近、全国PTA連合から脱退する各県のPTAの話が話題になっています。そして、PTAが必要なのかという議論も盛んにされています。確かに、PTAの基本的な考え方は、専業主婦という家庭の形が基本になっているような気がします。PTAの委員や役員は、ものすごい時間をかけて行うボランティアだと思います。毎日のように学校に顔を出してくれているPTAの役員さんを知っています。もちろん、この時代ですから、企業の正社員で、なおかつPTAの会長という女性も知っています。ですから、専業主婦でなければできないということはないのですが、前提条件として、専業主婦がボランティアで行う仕事になっている気がします。前にも書きましたが、つい最近まで学校の対応もお母さんが専業主婦であることを前提としているところがあると思います。

都市部において、PTA組織の必要性はかなり低くなっていると思います。特に、政令指定都市のように人口密集地域においては、最低限の教育予算が確保され、学校運営がされています。実態は分かっていませんが、これは、地方でも同じようになされていることではないと聞いたことがあります。もちろん、政令指定都市といっても東京のように潤沢ではありませんが、それでも、学校運営上、職員に努力させることでカバーするということはないと思います。

一方教育予算も最低限にしか配当されていない地域も多くあると思います。これは、税収が少ないからで、仕方がないことだと思います。そういう地域では、PTAは、ある意味集金をしてくれる組織体になっているのではないかと思ってしまいます。薄く広くお金を集めることができる強みがPTAの組織にはあります。

今回の全国組織を抜けるのは、お金の問題だけではないでしょうが、必要以上にお金を組織が集める形になっていると考えられたのが大きいと思います。全国組織を維持するためには、かなりの労力と予算が必要ですから。

ただ、学校としては、保護者の代表が存在し、その人たちと話して、合意できることに安心感があります。もちろん、そこで決めたことが絶対というのではありません。しかし、意見をすり合わせる場があることは、一定の安心につながります。もちろん、ネットの時代ですから、いろいろな投げかけ方ができるようになっていますし、意見を聞くこともできるようになっています。それらをこれからは、上手に使い、既存の形にとらわれないことが大切になるのだと思います。また、教育予算が不足するような事態にならないように、潤沢なとまでは言いませんが、全国どこの学校でも、お金に困るようなことがないようにすることが、必要だと思います。

働き方に対しての意識を変えないと。

いつから学校の「働き方」は問題になったのか 働き方の問題が現場で話題になり始めたのは、2016年ごろだったと思います。 それ以前は、働き方が問われることはほとんどありませんでした。タイムカードすら存在せず、遅くまで仕事をして注意されることなど一度もなかった時代です。記録がないので...