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2025年5月25日日曜日

持ち物の話

 低学年の子ども達は、基本的には、保護者の管理下にあるので、持ってきてよいといわれたものを持ってくる傾向が強いと思います。筆箱から始まって、鉛筆やクーピーなど、学校で担任の先生が言ったものを持ってきます。これが、中学年くらいから変化してきます。学校生活に少しでも潤いを持たせたいのでしょう。まず問題になるのが、シャープペンシル。シャーペンは、種類も多いですし、様々な機能がついているものが多くあります。デザインも好みに合わせたものを選ぶことができます。それに単純に鉛筆よりも便利で格好が良いと感じると思います。大人になって鉛筆を使う人の割合はかなり減ると思います。なぜなら、鉛筆よりもシャーペンの方が便利だからです。鉛筆は使ったら削らなければなりません。毎日家に帰ったら、鉛筆を削るという作業が必要になります。小学生のうちは、筆圧が安定しないことや芯が折れて、教室内に落ちてしまうことなどが、主な理由になって、小学校ではシャーペンは禁止という傾向が強いと思います。昔は、担任によって見解が違ったり、注意する頻度に違いがあり、そのことも問題になっていました。そこで、学校に持ってきてよいものは、統一しましょうということになり、「スタンダード」という文章が出されるようになりました。担任用は、かなり事細かに書かれたものが存在します。その中に書かれていることは、全クラスが共通して守ることになっています。ですから、掃除の仕方や給食当番のやり方、筆箱の中身についても、かなり徹底しているのが、現在の姿です。たしかに、この形をとると、子ども達の担任に対しての批判は少なくなります。また、担任も、自分が決めたことではないので、強く指導することに躊躇が無くなります。

ただ、このスタンダードに書かれていることが、本当に意味があるのかは分かりません。例えば、体育で使用する赤白帽や体育着。体育着の下に来ている下着の問題。体育着の下に下着を着ないようにというのも数年前まではありました。今どきの子供の成長を考えると、この様な指示は適切なのか疑問です。また、赤白帽だって意味があるのか分かりません。かぶっているだけで直射日光に当たらないといわれても、あまりその効果は感じません。

持ち物については、「お守り」なども話題になります。ランドセルにつけているキーホルダーやマスココットなどと同列で考えてよいのかなど。まあ、持ち物について考えていっても、きりがないほどです。考え方として、学校としては、学習に必要なもの以外持ってくるなといいたのです。ただ、必ずしも学校が一方的に決めるのではなく、家庭で話し合ってもよいものもあると考えるのですが、どうでしょう。

2025年5月17日土曜日

水筒の話

 子ども達が学校に水筒を持ってくるようになったのは、8年位前からかな。熱中症が話題になり始めたころでしょう。水筒を持たせる持たせないの話は、10年以上前から出ていました。8年くらいまでも、かなり職員室では反対意見がありました。反対意見としては、学校の水道水を飲めばよいという意見です。水道水には何も問題はないし、それまでも、水道水を飲んでいたのだから、なぜ水筒を持たせるのか、という意見です。二つ目は、不衛生だという意見です。水筒をきちんと洗浄していなければ、不衛生なものを子供が使う危険性がある。

まあ、それでも、子どもが学校の水道水を飲むのを嫌がっているという保護者からの意見もありましたし、実際、生ぬるい水道水を飲むことに抵抗感を示している子供もいました。多くの学校は、水筒に関しては持たせる期間を設定し(大体5月から10月くらいまで)、水筒に入れることが可能なのは、水かお茶という風にしていました。なぜ、水とお茶なのかは分かりませんが、学校は、水とお茶が好きなようです。従来の遠足の時にも、なぜか水とお茶は、良いということになっていました。ただ、熱中症対策で始めたことですから、スポーツドリンクは、良しとしなければおかしいので、僕がいた学校では、スポーツドリンクもよいとしました。

コロナ禍もあり、水筒に関しては、1年じゅう持ってくるのが自然なことになっています。今の子ども達の大半は、水筒を持ち歩いています。

僕自身は、水道水を飲むことはもうかなり前からほとんどないです。多くの大人たちもそうだと思います。その流れを考えれば、水筒を持ってくることは別に不思議なことではありませんし、保護者がそれを要求してもおかしくはなかったはずなのです。

ここに、学校の持っている体質が表れているような気がします。「今まで」というワードが基本になる体質です。今まで通りにやっていればよい。変化は必要がない。という考え方や姿勢は、今の時代にはあまり良い考え方ではないと思います。少しでも、その時点で根拠を示せることをやるべきだと思います。水筒の中身だって、何でもよいと思うのです。親子で話し合ったり、実際に試してくことで、より最適な答えを出すことも大事だと思います。必ずしも、学校の意見や考えを押し付けることが良いことだとは言えないのではないでしょうか。

働き方に対しての意識を変えないと。

いつから学校の「働き方」は問題になったのか 働き方の問題が現場で話題になり始めたのは、2016年ごろだったと思います。 それ以前は、働き方が問われることはほとんどありませんでした。タイムカードすら存在せず、遅くまで仕事をして注意されることなど一度もなかった時代です。記録がないので...