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2026年2月5日木曜日

卒業文集書かなきゃだめですか。

 卒業文集って、年々大変な作業になってきたような気がします。大変がたくさんありすぎます。
 まず、書かせることが大変です。これは、学校によって異なってきます。学校間格差って、実際にあります。全体的に学力が高い学校では、書かせることにそれほど問題はないのです。でも、書かせるのが大変な子どもが何人もいろと、時間も手間もかかってしまいます。一文ずつ、一対一で聞き取りながら、先生が子どもの行った言葉を書き留め、進めたこともあります。そして、先生がまとめて、それを書き写させるという作業になります。パソコンを使わせて書かせたこともあります。その方が、手書きで作るより楽なのは間違えありません。手書きの場合、鉛筆ではなくペンでの清書になります。間違えると、修正テープで修正します。一文書いた後に、気がつけばよいのですが、下記進めてからの修正は、修正テープでは間に合わず、原稿を切ったり、はったりしながらの作業になります。
 書き終わってから、家に持ち帰り、原稿を家庭で見てもらいます。保護者が了解できる内容化をチェックしてもらうわけです。この部分は、書いてほしくないということを見てもらうわけです。
 その次に、他の担任や副校長、校長にも読んでもらい、不適切な表現がないか、差別的な表現がないかをチェックしてもらいます。ここまでの作業を1カ月くらいかけて行っています。
 働き方改革だから、やめようというよりは、作業が煩雑になり、それでも、書き終わってから問題になるようなことが出るようになってしまったことが大きな理由だと思います。不適切な表現が問題視され、回収などの例も出てきました。
 一番問題になりやすいのは、クラスのページかもしれません。クラスの○○ランキングなどがよくありますが、その中に問題になることが隠されていたりするわけです。ですので、クラスのページをなくすということもあるかもしれません。子ども達には悪意がなくても、大人が見た時、問題だということも多くあるわけです。
 そして、一人一人かかる時間に差があることも問題なのでしょう。早く終わる子は、さっさと仕上げてしまいます。その子たちがクラスのページを作っていることが多いのですが、そのことも、問題になると思います。

 今や、卒業アルバムも問題になっていると思います。値段も高いです。アルバムも意外と編集に時間がかかります。全員が同じような枚数で乗せられているのかをチェックしたりするからです。名簿を片手に、誰が何枚写っているとチェックするんです。これも、クレームが付くポイントです。
 そういう時間の使い方をするより、卒業までの時間を思い出に残るものにしようという意図が、アルバムや文集づくりをやめる最大の理由だと思います。
 卒業アルバム、文集、作らなきゃダメですか。

2026年2月4日水曜日

読書は、学校だからできること。本を好きになれますか。

  

 今、子ども達はテレビを見ないと言われています。子ども達だけでなく、若い人たちも同じようにテレビよりもYouTubeやInstagramなどを見る方が多くなっているそうです。たしかに、自分が好きなものや興味のあることだけを見ることができるという点では、マスメディアであるテレビよりも便利で、使いやすいメディアだと言えるでしょう。

 映像系のメディアはこの50年余りでものすごく進化しました。今では、誰でも、情報を作り出し、送り出すことさえできます。


 こうなってくると、映像メディアがあれば、文字情報はいらなくなるのでしょうか。そうはならないと思います。文字情報は、言語だけで構成されます。映像メディアが具体的で、視覚的なのに対して、言語情報は、抽象性が高い情報です。ですので、短い文章での表現で、多様な情報を送り出すことができます。デジタルであろうと、アナログであろうと関係なく、言語情報の優位性はあると思います。AIの時代になっても、言語的な理解ができなければ、AIを生かすことはできないでしょう。今のプロンプトは基本的に言語ですから。

 学校教育は、この点に関して、とても高い可能性を秘めていると思います。学習自体がそうですが、それ以外に読書があるからです。

 学校生活の中での娯楽は、休み時間だけではありません。学校図書館で過ごす時間は、娯楽になりうるのです。子ども達の全員がそう感じるわけではありませんが、ある一定数は、学校図書館での活動を楽しみにしています。それは、物語を読むことの面白さを知っている子どもがいるということです。

 文字を読むことで、様々な世界を体験できる読書は、本来とても楽しいものなのだと思います。家庭の中では、YouTubeやInstagram、様
々なゲーム、アニメーションなど、魅力的な媒体が子ども達を取り囲んでいます。

 しかし、学校には、それらの媒体が入り込んでいません。学校の中にいる間は、読書は娯楽性のある活動になれるのです。

 読書をする習慣のない子どもも多くなっています。それは、読書体験を楽しむことができていないからです。学校にいる間に、読書は楽しいものだと体験させることができれば、それは、一つの強みになると思います。強制ではなく、自主的にそうできる機会を作っていくことが大切だと思います。特に、低学年のうちに、よい読書体験をさせていきたいものです。

 そのためには、たくさんの本が、子ども達の周りにあることが大切だと思います。

2026年2月1日日曜日

小学校1年生の基礎学力をしっかり身につけさせたい

小学生の基礎学力低下が話題になりますが、やはり鍵を握るのは低学年での基礎学力ではないでしょうか。

小学校1年生の段階で、ぜひ身につけてほしいことが3つあります。

1つ目は、文字の習得です。 平仮名とカタカナを読み書きできること。そして、教科書程度の文章をしっかり音読できること。 これはすべての学習のベースになります。ここができなければ、他の教科でも前に進むことはできません。

2つ目は、数の感覚です。 数と具体物(おはじきやリンゴなど)が頭の中で結びついていることが大切です。 中でも意外と重要なのが、**「10の構成(いくつといくつ)」**です。 「1と9」「3と7」といった10の構成が瞬時に出てくるかどうかで、その後の計算力に大きな差が出ます。私は、これは九九を覚える以上に大切なことだと感じています(九九は忘れても足せば答えが出ますが、10の構成は感覚的なものだからです)。


3つ目は、学習習慣です。
特に「先生の話を聞くことができる」こと。これはどんな学習でも必須の力です。もちろん、これには私たち教師側も、子どもが話を聞きたくなる環境づくりに努める責任があります。 また、「45分間座っていられること」や、鉛筆を正しく持って「手先を自由に動かせること」も大切な要素です。

どんなに新しい学習法を取り入れても、この基礎部分ができていなくては成果は上がりません。 AIを活用する時代になっても、AIへの指示を言語化したり、回答を読み解いたりするための「言葉の基礎」は絶対に必要だからです。

今は幼児教育が進み、入学前から読み書きができる子も多いですが、小学校に入ってから改めてしっかりと「学びなおす」姿勢が大切だと思います。

2026年1月30日金曜日

授業の余剰時間を減らすのはいいことですよね

  授業時数が多いことが指摘されています。

 今、小学校4年生から6年生の授業時数は、1015時間のはずです。余剰時間は、この1015時間以外の時間を指します。例えば、学校行事に使った時間は、基本的に1015時間には含まれません。遠足であったり、宿泊体験学習であったり、学校によっては、運動会だって、学校行事で時数を計上しています。そうすると、1015時間以上の時間が必要になってきます。結果的に1100時間くらいまで授業時数が膨らんでいくことになります。

 以前は、非常変災への対応が必
要だと言われていました。僕などは、それは必要ないと言っていたのですが、多くの校長が、その声に耳を貸してくれないという状況がありました。文科省は、かなり前に、授業時間を1015時間確保する計
画があれば、非常変災などで計画が実施できなくてもやむ得ないということを言っていたのです。

 ようやくそのことが広くいきわたったのはコロナ禍で、学校の休校が実施され、授業時数が不足していてもやむ得ないという事態が起きてからです。

 1015時間を35週で割ると29時間になります。29時間ということは、一週間に6時間授業を4日間やることになります。さらに、学校行事などの時数が加わってきますから、実質、毎日6時間授業をやることになってしまうわけです。それだけではありません。授業参観を実施したり、懇談会を開いたりすれば、6時間目まで授業することはできませんし、個人面談なども行うわけですから、授業を6校時までやれる日ばかりではないのです。それでも、先ほど触れたように、非常変災を含んで計画を立てろという校長がいたんですね。

 授業時数を減らしていくことは必要だと思いますが、一つだけ心配なことがあります。授業時数ぎりぎりの中でやっていくと、授業時数のマネジメントがとても重要になります。特に、小学校は、学級担任制ですから、いい加減になりやすいのです。その点を踏まえて、みんなで気を付けていかなければならないということだけ付け加えておきます。


2026年1月28日水曜日

AIを使った学習は変わってきますよね

  AIを自由に使えるようになった時、確実に中学年以上の学習の在り
方が変わることは、間違えないでしょう。読んでいないけど、文科省を初め、ICTにかかわってきた先生たちがいろいろと研究を進めていることと思います。

 AIを学習に生かすためには、やはり疑問を持つことが大切だと思います。教科書などの文章をそのまま覚えることに意味はないでしょうあし、素直に納得するだけであれば、AIの活躍する場面はないということになります。

 5年生の社会科の工業に関する単元で考えてみましょう。消費者のニーズに合わせて、いかに高品質なものを、効率よく、安全に作るかを子ども達は資料を見ながら考えることになると思います。子の単元の中で、自動化と人の手: ロボット(溶接・塗装など)と、人の手(最終チェック・細かい作業)の役割分担をどのようにしているのかが、この時間の課題になっているとします。具体的には、 ロボット(機械)と人間は、どのように仕事を分担しているのだろうかというような課題が出されると思います。今までであれば、全体でビデオなどの資料を見て、そこから分かったことをまとめる形になり、危険な作業や力仕事はロボット、細かい作業や最終確認は人間、という役割分担を理解することになるのだと思います。

 しかし、今もすでにそうかもしれませんが、各自が必要なビデオを選び、自分が考えた疑問に対しての回答をまとめることになるのでしょう。そうなってくると従来のように、子どもが意見を出したり、子供の意見を全体で共有したりする方法は、とりにくくなるかもしません。また、それ以上に、子ども達の学習評価をどうすればよいか考えなくてはならないでしょう。どのような疑問を持つことができたか。AIに対して、どのようなプロンプトを投げかけることができるのか、どのようなプレゼン形式が分かりやすくなるのか、これらのことは、事前に先生が考えておくはできないと思います。そして、従来のようなディベート型の授業も難しいかもしれません。

 1時間で授業を考えるよりも、数時間かけて、自分の疑問を解決し、自分なりのプレゼンをしてくことが求められるようになるのかな。

2026年1月24日土曜日

AIに聞けば、授業の組み立てを教えてくれますか。

 


3年生の算数の中に、三角形の単元があります。これを例に考えましょう。

 従来の授業では、ものさしや色紙などを利用して、実物を生かして、学習を進めてきました。この学習の中で、コンパスの利用などもしていったと思います。


 しかし、ipadを利用するようになり、授業自体が変わってきています。ipadを利用した場合、それぞれがどのような作業をしたり、考えたりしたことを簡単に共有することができるようになっています。また、教材を簡単に配布できる点も、先生にとっては、よいと思います。

 AIは、これまで通りの授業の展開も、ipadを利用した場合の授業の展開も考えてくれます。また、どのような資料を用意しておけばよいかも、教えてくれます。それぞれの場面や考え方に応じて、利用法を紹介してくれるのがとても便利だと思います。


 ともかく小学校の先生は、複数教科の授業をしなくてはなりません。それを考えると、AIをサポートに使いながら、授業の準備をすればよいと思います。また、ipadを使った場合や使わなかった場合のメリット、デメリットもはっきりさせることができるのもよいと思います。

2026年1月22日木曜日

AI試してみてもいいですか。社会科授業編

 AIの活用法ですが、プリントやテストを作るだけでなく、授業をするためにも、参考資料として活用することができると思います。右の資料は、天下統一の単元の中で、織田信長に関してのエピソードです。

 授業の中での発問や資料の提示など、授業に必要な事柄を事前にAIにまとめてもらうと、授業をスムーズに進めることができると思います。また、授業の中で、子ども達に人物のエピーソー
ドを話す準備もしてくれます。AIは、教科書に書かれていることを参照して、回答を作ってくれるので、先生が教科書を確認していなくても、問題はないと思います。

 それから、授業中でipadなどを活用する方法やタイミングなどについても回答してくれます。この授業の中では、長篠の戦を描いた
合戦屏風をどう使えばよいのかをAIが教えてくれます。ipadを使うのが苦手という先生にとっては、とても参考にすることができると思います。まあ、指導書にも書かれていることだとは思いますし、QRコードで、簡単に呼び出せるようになっていると思いますが。

 指導書も高いので、全クラス分あるとは限りませんから、そういう意味でも、AIの活用方法として考えてもよいのではないかと思います。

 こうやって授業の組み立てなどで、参考にすることができるとなると、授業の進め方や表現の仕方が一層大事になるような気がします。



2026年1月21日水曜日

AI試してみてもいいですか。算数小テスト編

 


 前回は漢字テストを作ることができるかを検証しました。

 今回は、算数のテストです。テストと言っても、習熟度を見るためのものです。授業時間の終わり5分でできる内容のものです。

 プロンプトは、「時間ごとに、3問ずつの問題を印刷することを前提に作ってほしい。」です。 結果は、右のような形になりました。padなどを使っている場合には、印刷する手間が省けるので、違った形がよいと思いますが、子ども達の学習状況の記録を簡単にチェックするためには、プリントしたものの方が分かりやすいかもしれません。その辺は、やり方と考え方だと思います。

 その場合には、下の図のような形の藻を利用することができます。これは、単元全体を確認するためのものです。選択で答えるパターンですので、子どもの理解度を測定するという点では、今一つだと感じる人もいると思います。

 この手のものなら、市販のドリルを購入すればよいということになるかもしれません。
 しかし、市販のドリルは、かなり問題数が多く、また、最後まで必ずやることを前提にしています。なかなか時間が取れないと思っている場合には、問題数を限定することができ、採点もしやすい自分流のプリント、もしくは、pad上の問題の方がより効果が上がると思います。

 AIを利用すれば、短時間で処理できるものを作ることができます。ドリルを先生が採点している状況よりは、効率的で、なおかつ習熟の度合いを見ながら、授業自体の方向性をコントロールできるはずです。算数の場合、習熟度で進めているかもしれません。その場合は、特に、そのグループの程度にあった問題を作ってもらうことができると思います。

 AIの活用は、AIに対しての理解とか、習熟ではないと思います。まずは、アイディアがあるかどうかではないでしょうか。AI初心者が偉そうに言うことはできませんが…。

2026年1月20日火曜日

AIを試してみてもいいですか。漢字テスト編。

  僕自身、AI初心者なので、もし、同じ初心者の人が読んでくれれば、参考になるかも。

 ともかく、おすすめは、いろいろと試すことだと思います。そこで、今回は、漢字テストを作ろうと考えました。プロンプト(AIに指示を出すこと)は、「4年生の光村の教科書の単元順に、新出漢字の一覧を作ってほしい。」にしました。使っているAIは、Geminiです。そうすると、単元ごとに一覧表を作ってくれました。そして、次のプロンプトで「5問ずつの漢字テストを作ってほしい」と書けば、右の図のような漢字テストが出来上がってきます。

 それをワードにコピーして使えば、ちょっと雑な感じもありますが、取り合えず漢字テストが出来上がります。もちろん、この漢字テストにケイ線などを入れたものにすれば、十分自作の漢字テストの完成になります。ケイ線は、一度作ってしまえば、次回からは、既にできている問題を張り込むだけで済むはずです。
 これができれば、算数の計算系の小テストづくりも簡単にできると思います。資料を一地確認する必要もないでしょうし、ともかく、作る手間がなくなることは大きな戦力になるのではないでしょうか。
 テストの前日、プリントを配ることもできますし、家庭配布用のものは、学校で使っている連絡用のアプリでも、配信できると思います。今どのような学習をしているかを家庭に知らせる一端にもなるのではないでしょうか。
 初心者の僕でも、簡単に作れましたので、ぜひ、やっていない先生は試してみればよいと思います。また、保護者の方であれば、同じように家庭学習用のプリントにすることもできます
。漢字は、ある程度覚える方法が必要だと思います。少ない問題数でテストをするのが効果的な学習になりますので、保護者の方も、ぜひやってみてはいかがでしょう。





2026年1月19日月曜日

先生、AIでできることを、探してね

 


 AIが話題になっているけど、学校というフィールドでもAIが活躍しそうですね。前回は、指導案を試しに作ってみましたが、指導案だけでなく、評価用のテストなども、簡単に作ってくれます。

 学年・教科・単元を指定して、さらに、評価項目別に問題を作るように指示するだけで、あっという間に評価用のテストを作成してくれました。あとは、レイアウトするだけで、十分使うことができるテストを仕上げてくれます。これならば、実際に市販のテストを購入するよりも手軽に評価用のテストを用意することができると思います。また、このテストを中心とした評価用の資料も時間をかけずに制作することができると思います。まだ、そちらは試していませんが、可能だと思います。僕は、今、Google Geminiを使っているので、基本的には、すべてスプレッドシートにデータが記入されますが、スプレッドシートよりExcelがよいという場合には、エクスポートして、利用すれば済むことなので、問題はないと思います。


 AIに関しては、使い込んでいるわけではないので、何とも言えませんが、ともかくすごい戦力になると思います。

 学習評価に関して、AIは、ものすごく力を発揮してくれると思います。テストで評価するのではなく、日々の教育活動の中で、気づいたことをメモしておくだけで、整理の仕方、有効な使い方をAIが一緒に検討してくれるようになると思います。また、資料を整理するのも、AIが得意とするところです。もちろん、まとめのテストだけでなく、小まめに学習の成果をチェックするなどの活用もできると思います。任せても大丈夫な相棒ができたと思って、活用し、より広い範囲でかつすることができるのを早くチェックすべきです。

2026年1月2日金曜日

元教員ですが、逆上がりできなくちゃだめですか

 


 小学校というと、かけ算九九と逆上がりってイメージもたれていませんか。

 逆上がりって、意外とできないんですよね。できない原因は逆さ感覚が経験的に少ないからだとか、体を引き付ける力がついてないからだとか言われます。踏切の位置が間違っているなども原因なんでしょうね。でも、逆上がりってできなくちゃダメなんでしょうか。手にまめができるほど練習する必要があるんでしょうか。そもそも、器械運動を小学校で学習することに意味があるのか分かりません。確かに、教える方としては、器械運動って、教えやすいんです。定型的な指導法で、ある程度成果が出ますし、子ども達も学習目標を明確にしやすいので、器械運動の学習が好きという子どもも多いと思います。

 それにしても、なぜ器械運動を小学生にやらせるのかが分かりません。昨日も書きましたが、基本的に体育の目標は、体を動かすことの楽しさを経験したり、スポーツの楽しさを知り、生涯体育に結べつけることにあると思うんです。それだけではないんです。水泳もそうですが、器械運動もリスクが高すぎると思います。骨折やねん挫などの怪我が多いのは器械運動の学習の時だと思います。それから、補助も今は難しい気がします。ちょっと殻を支えてあげるだけでできるようになる場面も、今は、手を出すことが躊躇われるのではないでしょうか。子どもの体に触れないのは今としては、当然のことでしょうし、先生の保身としても必要なのかもしれません。

 ボール系の運動は、比較的生涯体育につながっていくものだと思いますし、チームやルールということも、体育の学習にとってはよいのだと思います。

 ダンスも今の流行ですから、子ども達は好きだと思います。ただ、ダンスを教えることができる先生は少ないでしょうね。

 でも、何をやることが、生涯にわたっての健康につながるかという視点と、学校はリスク回避したいという視点を文科省にも持ってもらいたいと思います。

2026年1月1日木曜日

元教員ですが、疑問です。水泳やらなくちゃだめですか。


  年末だから、巨大なとび箱に挑戦する番組をやっていました。ああいうのを見ると、子どもって、ひたすら高いとび箱を飛びたがるんですよね。以前は、小学校にもロイター板がありましたから、それも使いたがる子がいました。

 小学校の体育では、今では、ロイター板など使ってはいないと思いますが、基本的には、とび箱は空中での姿勢をきれいに保つことが大切だったと思います。まあ、それ以前に器械運動など、小学校で教えるべきなのでしょうか。

 一番大切なのは、運動の楽しさを感じさせることではないでしょうか。

 そして、友達と協力して活動する楽しさを感じることも大切だと思います。

 もちろん、保健学習の内容も大切ですが、体育の一部ではなく、別枠でもよいと思います。性教育や健康教育を教える時間を別枠で撮るべきではないでしょうか。

 そう考えると、今の体育の内容って、どうなのかなって考えてしまいます。まず、水泳なんてやっている国はないですよ。きっと。プールを作って、利用している時間は、一人当たり10時間程度です。水泳のためにかかっているお金って膨大だと思います。1回7万くらいかかるはずなんです。浄水用の装置もあるので、夏の間7万の水だけで済むように思いませんか。全然違います。

 まず、6年生が入ります。その後、5年生が入ります。水深はかわらないので、お金はかかりません。しかし、次に4年生が入ります。ここで、水深を下げます。3年生が続けて入ります。ここは水深を変えません。次に、2年生や1年生が入ると、水深は50cmくらいまで下がります。次に高学年が入るとき、また、1mまで戻します。これを何回も繰り返しますから、高学年が入るたびに3万5千円かかります。ローテーションの組み方や学級数によっても変わりますが、どう考えても30万以上のお金がかかっています。もちろん、プールを使い始める前には、清掃も必要です。外部委託する学校も増えていますから、その経費も必要です。また、施設管理としてプールの塗り替えや外に見えないように目隠しなども考えると、膨大な費用が掛かることが分かります。ちなみに、プール全体を防水塗装するだけで、300万以上かかると思います。今は、塗装ではなくコーティングしていると思います。こちらは500万くらい費用がかかるんです。

 


さらに、水泳指導でのリスクもあります。だいたい、先生たちは水泳指導のプロではありませんし、子ども達の数に対して、先生の数が少ないのは言うまでもありません。学校の水泳学習で泳げるようになることは難しいと思います。

 それに、水泳については、少なくとも、都市部では、スイミングスクールが普及し、水泳をする機会が多くあるので、学校は水泳学習から撤退してもよいのではないかと思います。どうですか?

 

 

2025年12月25日木曜日

いろいろ問題があるけれど、根本的なことは何だろう

 

 教育に関する様々な課題をどうすればよいかを考えることが必要です。

 日本の教育と欧米諸国の教育の中で、一番異なっていることは何でしょう。

 特活です。給食、清掃などが教育活動だと考えられているのは、日本だけです。例えば、清掃ですが、子ども達がやるなどという国はありません。業者が入り、学校内の清掃を行っています。給食についても、先生が指導したり、監督したりするという国はありません。

 戦後、学校教育に潤沢に予算をかけることができない中で、子ども達の手を利用することを是として、清掃などは行われたのでしょう。もしくは、文化的な事柄なのかもしれません。予算をかけずに教育活動を行うための様々な工夫をしてきたのだと思います。一人の先生がすべてを教えるというのも、人件費を抑えるためには、とても効率的な方法なのだと思います。実際、他の欧米諸国と比較して、日本の教育予算はOECE加盟国の中で平均的な数値です。しかし、現在の日本は、それなりに豊かな国であることを考えると、イギリスやアメリカなどに大きく差をつけられていることは疑問視せざる得ません。

 教科担任制への移行ですら、教員の人数を大幅に増やすという選択肢をとって異なことなどからも、教育のためのコストはなるべくカットしたいという意識が見えます。

 まあ、政治家にとっては教育は票にならないことだととらえているんでしょうね。子どもが小学校や中学校を卒業してしまったら、親の関心は急速に低下します。教育について、市民が考えるのは、自分の子ども達のその時期だけなわけです。

 また、これまで政府が気にしてきたOECEの学力状況の調査でも、常に上位をとってきてしまったことなどが、課題なのかもしれません。コストをかけなくても、目標を達成してきたのは、先生たちの授業力の高さにあるわけです。まあ、文科省は現場がダメだから的発言をするような気がしますが、ダメな政策であっても、実現してきたのh現場です。

 先生は、授業をする人であり、子ども達の学力を高めるための人です。給食を配ったり、掃除をさせたりすることが美徳のように取り上げられていますが、それは、先生の仕事ではないはずです。

 そして、教科担任制を実施するなら、しっかりとした制度設計を行うことをまず考えてほしいものです。



2025年7月8日火曜日

午前5時間授業って、そんなにいいのか。

 ここ2.3年流行っているのが、午前5時間授業です。僕も、午前中に5時間実施するという経験をしました。実際に実施してみて、先生たちの感想は、「よい」というものでした。ですので、それ以降のその学校では、午前5時間授業を実施しています。

じゃあ、何がよいのかですが、おそらくよく言われるのが、子ども達の下校時刻が早くなるということです。働き方改革の一環としてとらえられていると思います。確かに、午前中5時間やってしまえば、午後は最大で1時間授業をすればよいわけです。ですので、下校時刻がうまくやれば14時過ぎになるというのが売りになります。

しかし、問題点もあります。給食を実施している場合、早くても、給食の時間は12時。遅くても12時30分には、給食を開始しなければなりません。その制約があるために、思っているほど子ども達の下校時刻を繰り上げることはできません。午前4時間授業でも、下校時刻を15時前にすることは可能です。まあ、1時間近く早くなっていますから効果がないとは言えませんが。問題点の2は、1年生の授業時数が大幅に多くなってしまうことです。1年生の授業時間は、週に2から3回は4時間目までで授業が終わります。それで、ちょうど授業時数が合うわけです。しかし、午前5時間授業だと、100時間以上指導要領に書かれている標準時数よりも授業時間が多くなってしまいます。ほかの学年が、授業時数を減らしている中、1年生にだけ、授業時数が増えていくのは、一考の余地があると思います。もう一つの問題は、40分授業です。午前5時間を45分授業で実施しようとすると、やはり始業を早める必要があります。そうすると、文科省が出しているように40分授業を選択するということになります。あまりうるさく言われていないので、よいのかもしれませんが、標準事業時数は、従来のままという条件が残されている現状では、いろいろと40分授業には問題が出てきます。国語や算数は、繰り返し練習をした方がよい内容があります。理科や社会も、それなりに工夫することができると思います。ですが、図工や音楽、体育、家庭科などは、そうはいかないと思います。8時間実施すると、9時間目が必要になるわけですが、それに合わせて、授業時数を調整するのはとても難しいと思います。

昔々のお話ですが、45分授業と40分授業をめぐってはいろいろと論争がありました。文科省が40分授業は認めないといったために、全国小学校は45分授業の実施をしてきたわけです。休み時間についても、ゆったりと休み時間をとれという方針の時代があり、小学校は、かなり長い休み時間を設定していました。それらの経過を、全く無視して、新しい制度を現場の声として進めようとしている気がします。

もし、新しいことを始めるならば、新しい考え方をしっかりと中核に据えて実施すべきです。中途半端なことをやれば、また、矛盾点が出てくるような気がします。

2025年7月5日土曜日

よい授業って何だろう

 よい授業って、基準は何でしょう。おそらく一人一人違っているんだと思います。意見が多く出て、子どもたち同士が対話的に授業が進んでいけば、まあ、大半の人がそれは、よい授業だと思うかもしれません。静かな教室でも、子ども達が試行していることがわかる授業であれば、それもよい授業だと感じる人が多い気がします。意見がたくさん出るため目には、回答しやすい問いが必要です。発問が適切であれば、意見は出ますが、問題は、そこから先です。その発問と子どもの回答で完結してしまえば、一問一答の典型になってしまいます。回答が複数考えられる問題で、さらに、回答が対立するような内容でなければ、対話的な授業が成立しないことになります。

今は、教科分担制が小学校でも実施されるようになり、一人の先生が複数回同じ授業を行うことができます。複数回行うことで、発問を少しず変えて、よりよい発問に変えることができるようになります。

まず、考える授業にするためには、考えるきっかけを子供一人一人が持つことができることが大切です。子ども達が考えるためのきっかけを持っていなければ、発問は子ども達の頭の上を通過するだけです。逆に、単純な答えが出されるようであれば、それ以上授業の広がりは出てきません。

先生がしゃべりすぎる授業も、子ども達にとって、考えるチャンスが無くなるので、一生懸命しゃべっても、あまりプラスにはならないような気がします。

もちろん、教えなければならないことは、しっかり教えなければなりません。

ともかく、答えが複数考えられるような発問を考えてみたらどうでしょう。そういう問いができれば、考えるきっかけができます。また、自分の考えを裏付ける資料を探したり、友達の意見を生かしたりすることができます。

よい授業かどうかは分かりませんが、子ども達が楽しく考えることができる授業をするように心がけることが大切だと思います。

2025年6月12日木曜日

水泳って必要なんですか?

 子ども達は、夏に水泳の学習を楽しみにしています。全員ではないですが、かなりの割合で楽しみにしているということは分かります。しかし、年間に行う水泳の学習は5回程度です。5回の水泳学習で何が身に付くのでしょうか。まずそれが、第1の疑問です。

都市部では、スイミングスクールがかなりの数で来ています。選手コースから、泳げるようになろうという子まで、幅広い層がスイミングスクールに通っています。今では、これは、学校とは全く関係のない次元で行われている教育活動だと思います。水泳が体作りに良いという判断をしている保護者の割合が多くなっていることが最大の理由なのでしょう。確かに、水泳は陸上での運動の3倍の力を使うそうです。また、全身運動なので、子ども達の成長に良い運動になるという判断は正しいような気がします。 これが第2の理由です。

そして、第3の理由は、膨大にかかっているコストです。学校のプールはとてもきれいです。低学年が入るときには、プールの水浸を半分程度まで下げます。中学年でも、満水状態よりも多少下げています。高学年だけが満水状態で使用します。ですから、低学年→中学年→高学年と入ると、プールの水を順番に多くしていくので、あまり問題がないように思えます。しかし、高学年が入った後は、高学年→中学年→低学年とおこなうと、半分の水を捨てることになります。そのうえ、何故か、先生たちは低学年、中学年、高学年が、いずれも、1日は間隔をあけるように日程を設定するので、かなりの水を捨てなければならなくなっています。これが、学年単位であれば、水の使用量はますます増えていきます。入っている時間やそこで得られる効果を考えると、かなりなハイコストだといえると思います。これを日本中の学校が行っていると考えると、驚きしかありません。

そして、最後に水泳の時間でも、熱中症になる可能性があるということです。水の中にいても、条件によっては、かなりの汗をかき、脱水症状になったり、熱中症になったりすることを考慮しなければならなくなっています。

毎年、何人かの子どもの学校のプールでの水難事故が報告されています。リスクがあることは分かっています。リスクをとるだけの意味があるのか、考えるべきではないでしょうか。コストン対してのリターンも極めて小さいと思います。何でもやればいいという時代ではありません。また、水泳のための施設も、日本中十分にあることを考えれば、学校が負うべきものなのか、答えは出るような気がしますが…。

2025年6月10日火曜日

なぜ、崩壊するクラスが出てくるのか。出ないようにするためには。

 いろいろなことが書かれていますが、何故という回答はないのでしょうね。回答があれば、これだけ、多くのクラスが崩壊しないでしょう。まあ、それでも、書いていいる以上は、回答に近いものを考えなければなりません。

ひとつは、先生の話がしっかり伝わっているのかという点です。話をするという行為は、あまりにも自然なことで、言葉がでていればよいということになるのだということになるのです。常に、私たちは、言語的なやり取りをしていますから、それが特別なことだとは意識していません。しかし、子どもの前で話すということは、普段の言語的なやり取りとは全く違った行為です。どの学年の子どもに話をするのか、どのような場面で話をするのか、そのことを考えながら話をしなければなりません。話すときの速さ。間のとり方。話の内容。話すときの表情。手振りや身振り。話すをするときの位置。僕はあまりバラエティ番組というのを見ないので、よくわかりませんが、明石家さんまさんの話し方は、さすがプロだと感じます。話のテンポ、声の大きさ、話をするときの速さなど、とても分かりやすく話をされています。そして、何よりも、相手から花井を返された時のリアクションや、突っ込みをかけていくときのリズム感など、見習うべきものが多くあると思います。

先生は、ステージの上に立っている役者さんや芸人さんと同じようなスペックが求められているのだと思います。聞いていてわかりにくい、何を話しているのか聞こえない。聞き取りにくい。話が早すぎてついていけない。こういうことが積み重なると子ども達は、話を聞かなくなります。これが、学級が崩壊するうえでの最初の問題だと思います。話が通じ合わなくなった先生と子どもの間に信頼関係などできるはずはないのです。

もちろん、それだけではないでしょう。先生は、話を聞くことも大事にしなければなりません。子ども達は、子どもたちなりにいろいろ考えて、話をしてきます。大切な話をしっかりと聞いてあげることが大切です。

それから、褒めること。褒めてあげることはとても大切です。でも、これが意外と難しいのではないでしょうか。褒めるという行為をするときには、しっかりと先生というモードに入っていることが必要になります。先生という立場があることで、褒めるという行為が意味があるものになります。

そして、先生に、理想とする教室の様子をイメージする力も大切になります。どんな教室にしたいのか。どんな雰囲気を作りたいのかというイメージを持ち、そのために何をすればよいのかを考えてほしいと思います。イメージがないと、なんとなく教室で過ごしてしまいがちです。そうならないために、自分の中の理想的な教室の様子をイメージしてほしいです。

2025年5月12日月曜日

40分授業

 5年前くらいから、話題になっている40分授業。

通常45分を1単位して小学校では、授業スケジュールを組みます。40分授業自体は、40年前にも、検討されたことがあります。しかし、その時には、文科省は(当時は文部省だったと思いますが、)全体に認めないといっていました。実際には、まだ土曜日授業があったりしましたので、土曜日だけは、40分の時があったような気がします。

ですが、5年位前から、午前5時間ということが検討されるようになりました。その中で、午前中に5時間をやるための考えとして、40分授業が浮上してきたわけです。実際には、小学校には給食あり、給食の時間が12時から12時半頃となるので、そんなに柔軟性を持たせることは難しいのですが、どうしても、午後の時間を空ける必要があると考えると、40分授業が適正ではないかといわれるようになったのです。また、コロナ禍で、短縮した授業を実施したことも、大きく影響したのだと思います。短縮した授業でも、特段問題はない。というのが、40分授業の背景にあると思います。

文科省も、40分授業を否定する発言はしていません。ある意味、推奨しているようにもとらえられる発言があります。

実際どうなのでしょう。朝の始業時間を繰り上げ、給食の時間を調整し、午前に45分授業を5時間やってみたことがあります。これは、実際に年間を通してやってみましたが、実行可能な方法です。1時間目と2時間目の間に5分間の休憩時間も入れました。それでも、午前5時間を実施することは可能なのです。

なぜ、40分にしなかったのかというと、5分問題を解消する方が難しいと考えたからです。算数や国語だけなら、計算の練習をしたり、発展的な問題を扱ったり、漢字の復讐をしたりすることができますが、実技系の学習は、端数の時間を集めても、調整することは難しいと考えました。40分授業では、8時間で終わるはずの学習が、9時間になります。多くの学校が、午後何とかタイムとかいう時間を設定し、5分間問題を解消したように言っているのですが、実際に、すべての教科で解消ができているとは思えません。教育課程も、昔のように、事細かく作っているわけではないですから、実際調整はできていないような気がします。それでも、40分授業の実施はありだということなのでしょうか。

非常に疑問が残っています。

2025年5月5日月曜日

体育の不思議

 今の学校で行っている体育の内容って、なんとなく不自然な気がします。

よく話に出てくる鉄棒の逆上がり。鉄棒運動って、逆上がりや前回りや、腕立て支持後転などがあります。ひざ掛け前転とか、後転とか。それに、マット運動や跳び箱運動。実は、この器械体操系の運動って、ものすごくけがが多いんです。鉄棒からの落下、跳び箱にうまく手が付けず勢い余って落下。マットでも、ネックスプリングとかやるんです。これも、ケガをします。

それに、今時ですから、先生が子供の体に接触する補助もだめだって言われます。補助しちゃえば、覚えることができるだろう体の動きも、器具等を使って慣れていくしかないわけです。

それに、器械体操を小学校で、全員がやる必要があるのかも疑問です。

体育は、大きく分けると、ボール運動、器械体操、陸上競技、水泳、ダンスに分かれています。ボール運動は年々種類が増え、野球型、サッカー、ラグビー、バレー、バスケットの中から、選択していきます。中学年の時にやったものは、高学年ではやりません。

陸上競技は、短距離、中距離、幅跳び、高跳び、ハードル走などです。

器械体操は、跳び箱、マット、鉄棒になります。

それに加えて、水泳。こちらは10時間程度が学習時間ですが、それにかかる経費は膨大。さらに、毎年のように死亡事故が起きています。

なんのために、これらが選択されているのかは、わかりません。でも、実際に学校で取り扱う内容として、適切なのか、やっているとわからないなと思いました。別に、器械体操など、できなくてもいいんじゃないかと思ってしまいます。

ケガするリスクを負いながら、様々な運動に挑戦する必要があるのかは疑問ですし、それこそ、専門性が問われるような内容を、経験もない指導者が始動することに無理があるような気がします。逆上がりができない先生だっているわけです。泳げない先生もいます。

生涯体育という視点は大事だと思います。スポーツに慣れ親しむことは、生涯にわたってプラスになることだと思います。しかし、今の体育の内容ってそうではない気がします。都市部では、それぞれに専門的に教えてくれる場所があります。子どもの意志や保護者の意思で、教えてくれる場所を選択すればいいのではないでしょうか。

学校体育は、それぞれの運動の底辺拡大をすることが目的ではないのですから。

2025年5月3日土曜日

漢字を覚える

 小学生にとって、大きな課題の一つは漢字を覚えなければならないということでしょう。漢字を覚えるのが大変という子供も多くいます。中には、漢字を見るだけで覚えてしまうという子もいます。ただ、そういう子供は、書き順などが覚えれないのです。字を一つの記号として、丸ごと記憶できるタイプなんですね。多くの場合は、何回か書いて覚えるという形になります。ただし、これも、個々の子どもにより異なっています。一定の回数で覚える子もいます。なかなか定着できない子もいます。それだけでなく、実際に文章を書いているときに、学習したはずの漢字を使うことができない子もいます。

それだけでなく、漢字をのノートに書くこと自体が苦手という子もいるのです。実際に、漢字を覚える方法に一定の法則はありません。個々の子どもにより、覚え方が確立させていくしかないのです。しかし、学校は、その個々の覚え方をなかなか認めることができていないというのが現状でしょう。

宿題の中で、漢字練習というのが多く出されます。学校の授業時間の中で、漢字を覚える時間というのが確保されていないからです。また、漢字は反復練習で身につくという定説が確立されているからかもしれません。しかし、実際には、覚え方に様々なパターンがあり、それに合わせた形でなければ、漢字の習得はできないのだと思います。もう少し、漢字の習得のための時間があれば子供たちも楽ななのでしょうが、現状は厳しいという子供も多くいると思います。

最近では、はねだとか、払いなどの細かい部分で正解かどうかを決めることはなくなっています。実際手で文章を書くこと自体なくなってきている現状に漢字学習も合わせてきています。そう考えると、読めることは必須かもしれませんが、正確な感じを手で書くことがどれほど重要になってくるのかは、疑問です。子ども達を苦しめてきた漢字の習得も、これからどうするか考える時が来ているのかもしれません。

働き方に対しての意識を変えないと。

いつから学校の「働き方」は問題になったのか 働き方の問題が現場で話題になり始めたのは、2016年ごろだったと思います。 それ以前は、働き方が問われることはほとんどありませんでした。タイムカードすら存在せず、遅くまで仕事をして注意されることなど一度もなかった時代です。記録がないので...