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2026年2月13日金曜日

40分、午前5時間授業は、どうなんでしょう。賛成ですか、反対ですか?


以下にご紹介するのは、午前中に5コマを設定する場合(1コマ40分ベース)の一例です。


以前、私が勤務していた学校でも、午前5時間を「45分授業」で実施した経験があります。その際は、朝の会を8時10分開始とし、給食を12時半から設定していました。

午前5時間制の是非については様々な意見がありますが、実際に取り組んだ先生方からは「この日課の方が楽だ」という感想が多く聞かれました。6時間目まである日でも、午後は残り1コマとなるため、時間的な切迫感をあまり感じずに済むようです。

編成上の課題としては、給食の時間が挙げられます。配膳や調理の都合上、給食時間を大きく動かすことは難しく、その制約がある以上、時間割の工夫にも限界があります。 また、休み時間の長さについても議論になります。私は15分で十分だと考えていますが、委員会活動などの時間を確保するためには「20分は必要だ」と主張する先生もおり、調整が必要です。

さらに大きな問題点は、1年生の授業時数が過多になることです。 1年生の標準時数は年間850時間ですが、午前5時間制を導入すると、本来4時間授業で済む日も5時間授業となります。計算上は35時間程度の超過ですが、実際の日数で考えると50時間以上も授業が増えてしまう計算になります。最大の問題は、この超過分を解消する有効な手立てがないという点です。

ご参考までに、日課表のサンプルを作成しました。

【日課表の例】

時間帯内容備考
8:00出勤
8:10児童登校開始
8:20朝の会
8:30 〜 9:101時間目40分間
9:15 〜 9:552時間目40分間
10:00 〜 10:403時間目40分間
10:40 〜 10:55休み時間15分間
10:55 〜 11:404時間目45分間
11:45 〜 12:205時間目35分間
12:20 〜 13:00給食40分間
13:00 〜 13:15休み時間15分間
13:15 〜 13:506時間目35分間
13:50 〜 13:55帰りの会
13:55 〜 14:05清掃クラスの半分

まだ全国的な取り組みとは言えないかもしれませんが、文科省には、40分授業や午前5時間制の運用について、現場が判断しやすい明確な説明やガイドラインを求めたいところです。



2026年2月11日水曜日

40分授業にするなら

「40分授業にしてもいいですよ。5分×6コマで30分浮きますね。その30分は研修や研究など、有効に使ってくださいね。使い道さえ説明できればOKです」  ――これが、新しい「40分授業」の考え方なのでしょうか。

 昔々、まだ土曜日に授業があった頃の話です。当時も40分授業がよく話題に上りました。  しかしその時、文部省(現・文科省)は猛烈に反対したのです。「それは法的違反行為だ」と。  実際には、子供の下校時刻などを考慮して、土曜日は40分授業にしている学校も多かったのですが、それでも文部省は頑なに「それはおかしい」と言い続けていました。

 まあ、省庁の名前も変わりましたし、今更昔のことを蒸し返しても仕方がないのかもしれませんが、隔世の感があります。

 さて、40分授業にすることで浮いた時間の使い方は、学校の裁量に任されることになります。  当面は「モジュール学習」という形で活用するケースが多いでしょう。実験校のように特別な教科(探究など)に充てる学校は、新しいカリキュラム開発の負担があるため、そう多くはない気がします。  一方で、浮いた時間を教員の研究や研修、事務処理などに割り振る学校は増えてくると思います。つまり、実質的に「40分授業」がスタンダードになる形です。

 いつも思うのですが、遠回しな言い方ではなく、ハッキリ言えばいいんですよ。  「小学校は1コマを40分にします。コロナ禍での実践を通じて、これが可能だと証明されました」と。

 保護者がそれをマイナスに受け止めることはないと思います。実際、今は子供たちの下校時刻は早くなっており、1時過ぎには下校してくる姿を見る日も多くなりました。

 学校の多忙化の主たる原因を作っているのが文科省であることは明白です。そして、それを改善する権限を持っているのもまた、文科省です。  制度を分かりやすく変え、学校の惨状を何とかする責任があるのは彼らです。  解決策はシンプルです。はっきりと法律を変えればいいのです。年間の授業時数の数字を書き換える、ただそれだけで済むのですから。

働き方に対しての意識を変えないと。

いつから学校の「働き方」は問題になったのか 働き方の問題が現場で話題になり始めたのは、2016年ごろだったと思います。 それ以前は、働き方が問われることはほとんどありませんでした。タイムカードすら存在せず、遅くまで仕事をして注意されることなど一度もなかった時代です。記録がないので...