心を病んでしまう最大の原因は、学級の状態にあるのではないでしょうか。指示が通らない、子どもたちに落ち着きがない、思い通りに授業が進められない、あるいは子どもたちとの関係がうまくいっていない。このような状態があれば、朝、教室に向かうことすら苦痛になっていくでしょう。足取りが重くなり、子どもたちが下校した後もため息ばかりが出てしまうような状況は、本当に苦しいはずです。
状況を改善するためには、以前にも触れましたが、子どもたちと「話をしっかり聞く」ためのルールを作ることが大切です。それと同時に、教師自身も子どもたちに話を聞かせるための技術を身につけなければならないと思います。
もし、心が折れそうになったり、すでに苦しい状態に陥ってしまったりした場合は、一人で抱え込まず誰かに助けを求めましょう。校長、教頭、学年主任、養護教諭、児童支援専任教諭など、誰でも構いません。ただし、あまり多くの人に意見を求めすぎるのは、かえって混乱を招くため避けた方がよいでしょう。できれば、自分が目指す教育スタイルを実践している先生を見つけて、相談するのがベストです。
教師の性別や体格によって、適した授業スタイルは異なります。例えば、小柄な女性の先生が、体格の良い男性の先生と全く同じ方法で指導するのは難しいでしょう。その場合は、同じように小柄な女性の先生のやり方を見せてもらう方が、自身の現場でも実践しやすいはずです。力技で押し切るような指導をしている先生を参考にするのはお勧めしません。やはり、確かな指導技術を持っている先生のやり方を見習うべきです。
また、心を病まないための防衛策として、最低限の仕事を早く終わらせて、少しでも早い時間に帰ることも重要です。気分が落ち込んでいると、つい学校でダラダラと過ごしてしまいがちになります。しかし、それでは疲労感が増すばかりか、一人暮らしの場合などは、負の感情を自分の部屋にまで持ち込むことになりかねません。
プライベートでの気分転換も非常に大切です。リフレッシュの方法は人それぞれですので「これが一番」とは言えませんが、仕事から完全に離れる時間を作るよう意識してください。ジムで筋トレに励んだり、ランニングを日課にしてみたりするのも楽しいでしょう。格闘技の練習などは、無心になれるという点でとても効果的です。シミュレーターを使ったゴルフや、サッカー・野球などのチームスポーツに参加するのも良いですね。もちろん、映画鑑賞や観劇、ライブに行くといった楽しみ方もあります。
どのような形であれ、仕事から自分自身を解放し、心を休ませる時間を持つことが何よりも大切だと思います。


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