2026年5月21日木曜日

この時代、メディアとのかかわり方が難しい。

 

多様なメディアの時代になりました。それって、みんな感じていることだと思います。テレビを見るか、見ないか。テレビって見ないという話をよく聞きます。特に、リアルタイムでテレビを見る人って、どれだけいるのでしょう。特に若い世代は、リアルタイムでテレビを見ないんでしょうね。

情報の収集の仕方が大きく変化しているんですね。新聞から情報を獲得することを大切にしているNIE(エヌ・アイ・イー/Newspaper in Educatio)。様々な紙面から情報を選択し、それをもとに学習の展開を考えています。新聞ですから、画像と活字から、どう情報を獲得し、そこから、どのように対話を進めていくかなど、研究をしています。テレビでは、学校放送番組(NHK for School)が学習の中で活用されています。今は、オンデマンドで利用することができているので、番組を活用しなくても、資料として活用することも多くなっているんでしょうね。

新聞やテレビを一切見ないという子供も年々増えていっていると思います。自分の興味や関心に沿って情報を獲得する力はとても高くなっています。逆に言えば、関心がないこと、興味が持てないことについては、一切情報が入ってくることはなくなっています。新聞は、政治や経済、文化やスポーツ、地域情報と、自分が見たいと思っていない内容でも、1日分の情報として提供されてきていました。ですから、どんな記事でも、見出しが目に入ることも多かったのですが、新聞を読まなくなっているこの時代には、どんな記事があるのかということも目に入らなくなっているわけです。これは、テレビでも同じでしょう。ニュースなどに目を向けることがない子ども達も増えていると思います。

メジャーな新聞やテレビという媒体に触れることなく、自分が必要としている情報だけをSNSやYouTubeで選択していく。そうすると、ブラウザーのアルゴリズムはそのユーザが必要としている情報のみを選び出すようになっています。パーソナライズされていくのでしょう。フィルターバブル(泡の中に閉じ込められる環境)」「エコーチェンバー(似た意見だけが反響する部屋)」と呼ばれる現象です。そうなるとより狭い範囲の出来事を情報として獲得し、様々な情報に触れることが無くなってくるのだと言えます。

学校で、情報活用能力を高めることが必要だと言われています。確かに、偏った情報に左右されることも多くなるでしょう。だから、様々な情報に触れることた大切だと思います。本当に必要なのは「偏った情報に流されない態度」「あえて自分の興味の外にある良質な情報(新聞や信頼できるメディア)を取りに行く意志」です。

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