横浜市長が、来年度から、全小中学生がAIドリルを使用できるようにすると発表しました。予算は8億円程度らしいですが、全国最大の都市で、小中学生合わせて26万人いるのですから、1人ベースでは3000円台になる計算です。まあ、横浜で使っていますって言えば、ネームバリューがあるので、提供企業としてはよいのかもしません。ロイロノートはそ
の形で全国的に利用され始めた側面があるでしょうから。
AIドリルが話題になったのは、もう5年位前からだと思います。実際、いろいろなドリルを子ども達に使わせてきましたが、一定の効果はあると思います。どのAIドリルでも、5教科の問題を出せるようにしていますし、できる子は、かなり順調に利用することができていました。一方できない場合、前に学習したことに戻っていきます。特に、算数では、その形がとられています。そこでの支援が適切に行われればよいのですが、宿題の形をとると、なかなか難しい面もあるようです。また、慣れてくればよいのですが、慣れるまでは、上手く操作できない子どもも出てきたという記憶があります。解かなければならない問題数が多くなり、どうすることもできない子どもも出てきていました。
もちろん、基本的には、AIドリルを使うことにメリットがあると思います。ただ、低学年の場合、手を使うことの必要性もあるかもしれません。
今教えている先生も、保護者も、誰一人AIドリルを使って学習したことはありません。紙と鉛筆で学習を進めてきたわけです。例えば、漢字を覚える場合、AIドリルを使った方が覚えることができるのか、紙と鉛筆を使った方が覚えることができるのかということが検討されてはいないような気がします。そのあたりは、今後十分に検証されるべきではないかと思います。また、低学年の子ども達に、どの程度活用させるのかということも、今後検討した方がよい課題だと思います。手の動きを発達させることも、大切な教育活動ではないかという気もします。まあ、これからの時代、手で字を書くことはほとんどないでしょといわれれば、その通りだと思います。
あとは、PADを使う際に使用するペンでしょうか。apple pencilは、画面上に手が触れても、問題なく利用できますが、安いpencilは、手がつくと、それに反応してしまいます。だからと言って、高いものを買うことは難しいでしょうが。それと、保管も現場は苦労していますね。
よい面だけ見れば、本当に良いことばかりですが、課題も常にあることは、行政も理解してほしいですね。


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