去年までやってきたことを止めたり、規模を縮小したりすることはできるのでしょうか。答えは、「できます」です。学校がどの行事をやるのか、決めることができるのは、学校自身です。ほかの人たちー保護者や地域の人、教育委員会などーから、何かを言われる必要はないと思います。どうしても、これまでやってきたことを止めるのに躊躇するのは事実です。ですが、なぜ、やめることにしたのか、明確に説明ができれば、それで十分だと思います。例えば、学校だよりですが、今までは、何百部も刷って、地域に配布していました。やめたら、地域の自治会から何か言われるのではないかと考え、ずっと続けていました。しかし、実際に地域の自治会に学校だよりの配布を止めたいというと、その方がうれしいと言われました。手間がかかるし、学校だよりだけならば、ホームページを見れば済むとのことでした。前にも書きましたが、運動会を午前中だけの実施にしました。実際に午前中にしてアンケートをとると、圧倒的に午前中だけの実施がよいという回答をもらいました。テントをなくしましたが、なくしてもらってよかったという意見が多数を占めていました。4年生の宿泊体験学習の実施を止めた時も、保護者の意見は学校の判断を支持するというものでした。実施しないと保護者から、クレームが来るのではとドキドキしていましたが、そのような声は一つも上がりませんでした。
学校は、無難なこと=昨年通りという式で考えているのだと思います。しかし、今の保護者は、とても理解があるのだと思います。理解を求めるというよりも、なぜ、そうしているのかを明確に保護者に説明してくことが何より大切なのではないかと思います。
まず、校内でしっかり話し合い、方向性を明確にすることが大切だと思います。校長としては、ドキドキすることがいろいろあります。それは、何か言われたらいやだなと思ってしまうからです。しかし、職員のことや子ども達のことを考え、決めたことには意味があると思います。そして、その考えがしっかり伝われば、保護者からの苦情という形にはならないのではないでしょうか。僕は何年間か、校長をしていましたが、色々変えたことについて、保護者から言われることは一度もありませんでした。
学校が、保護者や地域の人たちを信頼し、学校独自でしっかりと物事を決めていくことが何より大切だと思います。
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