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2025年5月16日金曜日

読書感想文って必要なのかな?

 これまで、夏休みの宿題、課題の代表格として存在したのが読書感想文です。本を読むことすらしない子どもがいる中で、この読書感想文は、家庭にとっても、大きな負担であり、夏休み最大の悩みの種になっていたと思います。昨年、この様相が変わりました。読書感想文は、子ども達が書き、それを担任が読み、良い読書感想文を選び、学年選考をし、学校の代表として、区単位で集められたものを審査し、それが、市単位になり、県単位になり、最終的に全国単位になるというものです。要するに、最終的に全国単位で集めるから、末端の学校で書かせてねというものなのだと思います。全国学校図書館協議会という組織が、おそらく仕切っているのだと思います。

それが、昨年、校内での審査をしなくてもよいという話になりました。個々に作品を図書館協議会に送り、そこで、直接審査をするという話になっていたと思います。

学校が主体的に取り扱ってきたのかというと、必ずしもそうだとは言えないと思います。長年、読書感想文を出すという慣例的な側面が強かったのではないでしょうか。読書感想文ですから、取り上げる教科は国語です。しかし、国語の教科書に読書感想文を取り上げているのは、ごくわずかのページだったと思います。読書感想文を取り仕切っているのは、学校図書館関係の団体ですから、必ずしも、読書感想文を国語で取り上げ、その書き方を指導している時間はほとんどないと思います。

それに、よくわからないのは、課題図書です。課題図書は、その年の児童書の数少ないベストセラーになります。ですから、同じ出版社が続けて何年も選ばれることはないという話も昔読んだ気がします。この辺は、自分で調べたわけではないので、正しいかどうかは分かりませんが。

そして、課題図書で選ばれた本がその年以降良い児童文学として残っているという印象がありません。

読書感想文は、自分の考えや生活を振り返り、そのことと、本に書かれている内容を重ね合わせたり、比較したりすることができなければなりません。しかし、小学生の多くにとって、その作業はとても難しいのだと思います。児童文学を楽しむという経験はとても大切なものだと思います。もちろん、読書はすべきだと思っています。ですが、そのことと、読書感想文を書かなければならないことがどう考えても一致しないのです。

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