2025年7月14日月曜日

対教師暴力

低学年の子ども達ですら、先生のことを叩いたり、蹴ったりする場面がみられるようになりました。その多くは、自分の感情をコントロールすることが難しい子ども達です。もちろん、学年が上がっても、同じようなことをしてしまう子供たちがいます。先生に危害を加えたり、友達に危害を加えたりするつもりはなくても、結果的に危害を加えてしまったということもあります。

自分をコントロールすることは、大切なことですが、一部の子ども達には、とても難しいことになってしまっています。今までは、そんなに話題になることはありませんでしたが、だんだんと増加傾向にあるのだと思います。なぜ、増えてきたのでしょうか。別に子ども達に大きな変化があったわけではないと思います。実際40年以上学校にいましたが僕自身は、子どもに危害を加えられてことはありません。まあ、見た目決して優しく見えないからとか、若干背が高いからなどが理由のようですが。もう一つは、先生が強く出ることが無くなったというではないかと思います。基本的に、日本の学校は、理不尽なことでも、それを子供に押し付けてきました。右向けといわれれば、右を向き。左だと言われれば、左を向くような子供を育ててきたという一面があります。それがよいことではないと考えるようになり、子ども達は、必ずしも、自分を抑制しなくてよいと判断するようになってきているのだと思います。昔は、対教師暴力は、中学校以上での問題でした。今では、異なった問題として、小学校での問題になっているのだと思います。

今は、感情の制御ができなければ、別室でクールダウンをさせたり、個別に指導をしたりすることが多くなっています。多くの場合、落ち着けば、別に特別な問題を起こすわけではありません。しかし、現実の問題として、ここでも、先生が不足していることが大きく影響しています。また、この様な問題が起きれば、それ自体、人を必要としてしまうのです。定数が定められているだけでなく、教員自体が不足しているのが、大きく響いてきます。そして、そのような問題が大きくなれば、学校が働く場として、よくない職場だということになって今します。まさに、悪循環。

0 件のコメント:

コメントを投稿

金利の議論の裏にある、若者の「500万円の重み」

金利のことが話題になると、決まって奨学金の返済問題が取り上げられます。 僕が学生だった70年代から80年代の頃は、周囲で奨学金を使っているという話は聞いたことがありませんでした。当時の奨学金といえば、ごく一部の成績優秀な学生が受けるもので、自分には縁のないものだと思い込んでいたの...