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2025年7月31日木曜日

夏休みの宿題

 夏休みの宿題って、どこの学校でも出しているのでしょうか。教材会社が「夏休みの課題」的なものを出しているので、それを1冊は仕上げなさいとか、1学期にやった漢字の書き取りのテストを夏休み明けにやるから、夏休み中にやりましょうとか。他には、各企業や経営団体、地方自治体などが主催しているコンクール的なものの紹介をしたりしているかもしれません。そして、世間の、保護者の評判が悪い自由研究などもあります。読書感想文も。

夏休みの宿題って本当に必要なのでしょうか。僕は担任だった時に出さなかったこともあります。一番大きな理由は、受験生がいたことです。受験組はかなり長時間塾に拘束されますし、塾で出される宿題の量も多いのです。そこに、さらにやる必要のない学校の宿題が加算されると、とても大変になります。ですから、宿題ということではなく、学習目標を立て、自分に合った形の宿題をやるように勧めていました。もちろん、事前に対応しなければなりませんが、夏休みは、学校が干渉するようなものでは本来ないはずなので、そうしていました。できない子たちは、そこまでのドリルなども進んでいないので、それにチャレンジするようにしていました。

まあ、それでも、やらない子はやりません。それでも本当はよいと思います。理由は、夏休みだからです。

夏休みの宿題は、保護者からの要望があるからということになっています。しかし、本当にそうなのでしょうか。宿題依存になりやすい傾向が保護者にはあります。決まり文句のように「宿題はやったの」と、言っているのでは、何ら解決することができません。夏休みの過ごし方を保護者と子どもと話し合い、最後の1週間まではしっかり遊ぶ。最後の1週間はリハビリ期間として、少しずつ学習に取り組む。その程度で本当はよいのではないでしょうか。

まあ、最近はデジタルドリルを使用するようになっていますから、その活用で、だいぶ違った夏休みになっているような気がします。

学校が何でも引き受ける。その慣習を断ち切らなければ、学校は変わっていかないと思います。

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