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2025年7月6日日曜日

ベテランからの伝承

 いったいどのくらいやっているとベテランっていうのか分かりませんが、20年くらいを一つの区切りとして考えたいと思います。20年というと、23賛意から始めると43歳以上になります。

この世代は、まだ、教員になるのが難しい時代の最後くらいになると思います。また、意外と他業種からの転職組が多い感じもします。ですから、年齢=経験年数ではない世代でもあります。

また、このくらいの年齢から上は、ベビーブーマーの子ども達であり、この国の中では、最後の競争世代かもしれません。いろいろな面で大変な世代であり、今は、給与が一番挙げてもらえないなど、不満を抱えている世代でもあります。

単純に言えば、ベビーブーマーの子ども達ですから、本当は、この世代の子ども達は、多くなるはずなのですが、統計的には、そういう傾向はみられないと思います。出生率が下がり始めの世代でもあると思います。それだけ、出産や子育てに力を注ぐことができなかった世代だということもできます。また、価値観の転換が起きた世代なのかもしれません。

この世代は、人数も少なく、その上の世代からは、いろいろとやらされてきた世代です。今の50代に育てられた世代です。この業界は、かなり流行で動きます。どこかの誰かがやったことがじわじわ広がり、いつの間にかみんなが当然やることになっていきます。

一例をあげます。漢字ドリルの話です。いつのころからか、漢字ドリルで間違えがあると、付箋を貼ってあげるというのが広がってきました。僕は、現役時代、そういうことをやっていませんから、おそらく今の50代前半あたりが始めたことだと思います。間違えがあると、その部分に付箋を貼るわけです。子ども達は、その付箋を見て直し、再度提出し、先生はそれを再度採点します。付箋が無くなれば、okなのですが、また、間違って練習をしていれば、そこに付箋を貼るわけです。問題は、その作業時間です。ここまでずっと書いてきていますが、時間は有限なのです。いったい、どれだけ手間をかければよいのかという話になります。

先生たちは、そのことが効果を上げているかをあまり考えていません。よいと思えば、取り入れ、その効果測定をすることなく継続するというパターンになります。おそらく付箋を使い始めた人は、もう一工夫していたのではないでしょうか。やり方だけを継続しても、効果は上がらないと思います。

今のベテランは、丁寧に指導することにこだわりがあるような気がします。そして、伝承してしまうのです。そのやり方を若手に。やらなければ、やらないで済ませるのでしょうが、多くの場合、やり方の伝承は続いていきます。

デジタルデバイスが普及し、方法論にも変化が出てきています。折角のチャンスですから、今までやってきたことを振り返り、その効果性について検証するというスタンスが必要だと思います。

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