2025年8月14日木曜日

いろいろなアイディアが出ているようですが…

 教員不足が深刻なんでしょうね。ネット上には、いろいろな施策やアイディアが出てきています。でも、それが解決なのでしょうか。まず、基本的に教育系の学部や学科を持っている大学で、採用試験の受験率が低いことが問題なのだと思います。国大によっては、教員養成系の学部から採用試験を受験する学生が3割程度しかいないという話を聞いたことがあります。都内の私立大がでも、教員養成系の学生が採用試験を受けるのは4割程度だと言われています。もちろん、ほぼ全員が採用試験を受けるという大学もあるようですが。

まず、大学生に採用試験を受けてもらえるようになることが直近の問題なのではないでしょうか。大学が教員の最大の供給場所であることは、今でも変わりません。それに、僕が採用試験を受けた時よりも多くの大学で小学校の教員免許が取れるようになっています。おそらく、人数的には、私立大学で小学校の教員免許をとった学生は倍以上に増えているのではないかと思います。

これから、間違いなく人手不足になっていきます。就職先を選ぶのは、学生です。学生にとって魅力的な職場でなければ、教員になろうなどという気になってくれるわけがないのです。

以前にも書きましたが、まず、教育実習の時の対応が大きいと思います。教育実習の段階で、この職場には来たくないと思われたら、その時点でダメなわけです。自分の学校はキチン定時で返しているといっても、学生の間で、学校ってやばいと言われてしまえば、もう、その段階で就職対象ではなくなってしまいます。ですから、すべての学校で、しっかり楽しい職場であり、けっして、ブラック企業ではないと思ってもらうようにしなければなりません。

もちろん、給与面なども大切です。でも、やりがいがある職場だからというのは、ダメだと思います。やりがいがあるから、頑張って当たり前という姿勢が、少なくとも選択肢を多く持っている学生には受け入れられないでしょう。

それから、実際にどのようなフォローを先生になってしてもらえるかが明確である必要があります。1年目は、副担任から始まるなどの施策があれば、安心して先生という職業を選択してもらえると思います。

一度やめた先生たちに再度やってもらいたいというのも、無理があると思います。現在定年が実質65歳なわけです。65を超えている人間にどの程度規定できるのか、そのことはプラスだけなのかをもっと考えた方がよいと思います。

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