非常勤講師と臨任では、大きな違いがあります。非常勤講師は、最大29時間勤務することができます。1日6時間を上限にしています。おそらくそうしたのは、社会保険料の雇用者負担が増えることを避けるためだったのではないかと思います。
1日6時間だと、8時半にスタートして、14時半までが勤務時間になります。もちろん、スタートの時間を変えることはできますが、よくあるパターンは8時30分から14時30分だと思います。6時間勤務ですから、休憩時間は必要ないので、6時間ぴったりの勤務になります。雇用する自治体によって異なるようですが、授業の持ち時間は20コマ以下が一般的ではないかと思います。残り3分の1は事務処理や教材研究の時間になっています。正規の職員よりも待遇はよい面もあります。
一方、臨任は、基本的にはすべて正規の職員と同じ条件になります。ですので、小学校のように配当人数が少ない場合、当然のように担任をすることが求められます。他の都道府県で正規に先生をやっていたけれど、年度の切り替えで家族が転勤になった場合などに臨任で1年間働こうという人などが以前はいました。今は、未経験でも担任を依頼することすらあるというのが実情だと思います。そして、より人員が配当されないのが、急な療休です。産休の場合には、いつという目安がありますし、最近では、産休だと分ると4月からお休みが取れるようになっている自治体もあるようです。ともかく、療休への対応はバタバタになります。
教員不足が言われる中、教育委員会の方でも人員をストックしておくことができなくなっています。ですから、急に療休だといわれても、代わりの先生が来ないわけです。
非常勤の先生は、勤務時間を考えても、所謂校務に関しては、ノータッチになります。ですから、非常勤講師が配当されても、授業をする以外の面では、+にはなりません。
一方臨任の先生は、正規の先生と同じように校務などの分担もあります。ただ、全く経験がない方の場合には、配慮していかないと、業務が停滞することがあります。ですので、それなりに仕事をしてもらうというのが現実です。最近では非常勤講師を配当して、何とかしてほしいという声を聴くことがあります。定年で辞めた先生などは非常勤ならやってもいいというからです。
教員の希望者の不足、時間外勤務の問題など、いろいろなことが関わってきて今うのです。


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