2025年5月5日月曜日

体育の不思議

 今の学校で行っている体育の内容って、なんとなく不自然な気がします。

よく話に出てくる鉄棒の逆上がり。鉄棒運動って、逆上がりや前回りや、腕立て支持後転などがあります。ひざ掛け前転とか、後転とか。それに、マット運動や跳び箱運動。実は、この器械体操系の運動って、ものすごくけがが多いんです。鉄棒からの落下、跳び箱にうまく手が付けず勢い余って落下。マットでも、ネックスプリングとかやるんです。これも、ケガをします。

それに、今時ですから、先生が子供の体に接触する補助もだめだって言われます。補助しちゃえば、覚えることができるだろう体の動きも、器具等を使って慣れていくしかないわけです。

それに、器械体操を小学校で、全員がやる必要があるのかも疑問です。

体育は、大きく分けると、ボール運動、器械体操、陸上競技、水泳、ダンスに分かれています。ボール運動は年々種類が増え、野球型、サッカー、ラグビー、バレー、バスケットの中から、選択していきます。中学年の時にやったものは、高学年ではやりません。

陸上競技は、短距離、中距離、幅跳び、高跳び、ハードル走などです。

器械体操は、跳び箱、マット、鉄棒になります。

それに加えて、水泳。こちらは10時間程度が学習時間ですが、それにかかる経費は膨大。さらに、毎年のように死亡事故が起きています。

なんのために、これらが選択されているのかは、わかりません。でも、実際に学校で取り扱う内容として、適切なのか、やっているとわからないなと思いました。別に、器械体操など、できなくてもいいんじゃないかと思ってしまいます。

ケガするリスクを負いながら、様々な運動に挑戦する必要があるのかは疑問ですし、それこそ、専門性が問われるような内容を、経験もない指導者が始動することに無理があるような気がします。逆上がりができない先生だっているわけです。泳げない先生もいます。

生涯体育という視点は大事だと思います。スポーツに慣れ親しむことは、生涯にわたってプラスになることだと思います。しかし、今の体育の内容ってそうではない気がします。都市部では、それぞれに専門的に教えてくれる場所があります。子どもの意志や保護者の意思で、教えてくれる場所を選択すればいいのではないでしょうか。

学校体育は、それぞれの運動の底辺拡大をすることが目的ではないのですから。

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