2,3年前から内科検診が問題になっています。高学年の女子が話題の中心ですが、男性の医師に胸を見られたくないという話が多いと思います。それに対して、心音や背骨の形状を診る医師としては、それでは十分な判断ができないという意見も出されました。
結果的には、体操服の中に聴診器を入れるとか、体操服の上から聴診器を当てるなど、出てきた意見をもとに、やり方を変えたりしてきました。また、一人の子どもをつい立てで隠れるような状況にして検診するということもしています。
6月30日までに健康診断を実施することが、学校保健法で定められています。歯科、内科、耳鼻科、眼下の校医さんが学校に来て、子ども達の健康状態を見てくれます。その他にも、視力、聴力、身長、体重など測定します。尿検査などもの実施も、その一つです。昔は、蟯虫検査や座高の測定もありましたが、これは、現在では実施していません。
実際、校医さんが学校にいる時間は、短いと2時間程度です。もちろん、学校規模で変わってきますが、それほど、細かい部分まで見る余裕はないような気がします。専門家ではないので、どの程度で判断ができるのかは、分かりませんが、短い時間であるのは事実だと思います。
確かに、学校には、黙っていても子ども達が来るわけですから、その機会を使って検診をするという考え方は一理あると思います。しかし、今は、都市部では特に医療機関がそろっているわけですから、学校での検診がマストだとは思えません。保護者の判断で、定期的に検診を受ければよいわけですから、とりあえずやりましたという感じの検診は必要ない気がします。
日本自体が、豊かになり、社会状況も大きく変化しています。そう考えると、果たして、現在の検診が必要なのか疑問になります。
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