2025年6月6日金曜日

採用試験を受けてくれない

 びっくりするようなニュースですよね。小学校の採用試験を受けてくれない。宮崎県の採用試験、小学校の教員採用試験の倍率0.9倍。必要な人材数だけを考えたら、全員合格ですからね。合格を出しても、そこからさらに辞退者が出るわけです。そうすると、この時点で、来年の法定数だけの人材確保ができないということになるわけです。いったい、何が起きているんでしょうか。

30年前は、合格者0でもいいと言っていたんです。今、何百人と採用している都市部でも、そのころは、ほぼ採用なしという言うことがあったのです。

ですから、今の職員室はベテランが極端に少なくなっています。

教員採用は、その時点、その時点で必要な人数を募集するというのが基本的な考え方になります。クラス数に応じた採用をするしかないのは当然です。ですから、退職者の数が多かったり、1クラスの定数が変わったりすると、採用数が突然増えてりします。それも仕方ないことだと思います。もちろん、それだけではないのでしょう。給与面でも、民間と比べて低くなれば、あえて選ぶわけはないのです。給与に関しては、国の方針として公務員給与引き下げが続きました。民間の給与が上がらないのに、公務員だけを上げるのはおかしいというのが基本的な論調だと思います。その影響は確実に、今の時代になって表れていると思います。

そして、SNSなどで、教員は割に合わないとか、どう大変なのかということが、伝えられたことも大きな影響を与えていると思います。ブラックもいいところだと書かれてしまっては、やろうという意欲もなくなってしまうかもしれません。まあ、教員免許を取るためには、実習をしているわけですので、全く自分の目で見ていないということではないと思います。僕は、必ず定時で実習生を返していましたが、学校によっては、かなり遅い時間までいさせているという話を聞いています。その辺も課題なんでしょうね。

僕は、長年教員をやっていましたが、とても素敵な仕事だと思っています。けっして、報道されたり、伝えられているようなことばかりではないということも強調したいです。

素敵な仕事ですから、少なくとも教員養成系の大学出た人は採用試験を受けてほしいなと思います。

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