担任というものをどうとらえるかってことなのかもしれません。
中学校などと同じように、教科分担制で行っても、担任を設定することはできると思います。それを敢えて、チーム担任制などという形にしなくてはいけないのは、何故なのでしょう。現場感覚から言えば、担任として、学級組織を作ることが難しいと判断される先生がいるということでしょう。
もちろん、中学校と小学校では配当されている人数比に大きな違いがあります。小学校は、ぎりぎりの人数になるように設定されいます。教科分担を実施するからといっても、おそらく非常勤講師が一人配当されるだけだと思います。また、女性の比率が高い小学校では、必然的に産休や育休での代替職員が入ってくる割合が高くなります。
そのような背景がある中で、チームという言葉を使い、使える駒は徹底的に使いこんでいこうという魂胆はないのでしょうか。
担任の仕事は多岐にわたります。朝の健康観察から始まり、その日の予定の確認。学級によっては、その日の目標を決めたりするかもしません。それから、学級内の人間関係、持ち物についての確認。給食当番への対応。休み時間の出来事の把握、掃除の時間の管理。もちろん、自分の分担されている教科指導。係活動や委員会活動などの管理。その日の中で起きているトラブルの処理。保護者との対応等々。挙げたらきりがないわけです。これらのことを、チームで分担しろと言われても、難しいのではないでしょうか。これまで行われてきた学級担任制は、朝から、下校まですべてを一人が見る前提でできています。1日を一緒に過ごすことで、見つけ出すことができる様々な事柄あった訳です。それが、教科分担制になり、授業の始めと終わりの時間もしっかりと守り、自分のクラスの子どもと家でも、教室内で会うのは、ごく短い時間になっていくわけです。人的に余裕がある状況であれば、補える部分もあると思いますが、そんな状況ではない中で、本当に、チーム体制で担任業務も進めることができるのでしょうか。
余力がない状況を改善するために次々に出される新しい方法。
根本的なことを解消せず、対処療法で終わらせようとしていることに限界を感じるのですが。
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