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2025年8月23日土曜日

退職教員が働くのだろうか?

 退職教員を当てにして、一時的な欠員などを補充していくという案があると、書かれていますが、本気なのでしょうか。第一に、ここまで欠員が出た状態になっているのは、退職教員の協力が得られていないからだと思います。実際、臨任の代替を非常勤で埋めることも教育委員会は認めているわけです。特に、戦力になるはずの途中退職をした教員が非常勤をやってくれるのかというと、かなり難しい気がします。退職年齢も実質的に65歳に引き上げらえています。ということは、定年退職をした教員が非常勤講師をやるとすると、65歳以上ということになります。これも問題だと思います。小学生を相手にするのに、おじいちゃん、おばあちゃんが出てくるのもね。まあ、それだけでなく、年金受給資格を得た人たちのモティベーションは、どこにあるのでしょうか。給与という形で、それなりの金額が支給されていれば、それ自体がモティベーションになるとは思います。しかし、65を過ぎて、非除菌講師として支給される給与に魅力を感じるのかが疑問です。

この様なアイディアを出している人たちは、幻想を抱いているのではないでしょうか。「やりがい」がある仕事だから、やってくれるという人がたくさんいるはずだと。確かに、80歳を過ぎた人が非常勤講師をやっているのも知っています。実際、80を過ぎた人を非常勤講師として雇用したことがあります。

でも、年齢的に、あまりにも子供とかけ離れた感覚になるのはやむを得ないと思います。もう一つ。質的な担保ができないのではないかと心配します。僕は、教える立場を離れてから15年たっています。それ以上教える立場から離れている人も多くいると思います。また、全く教えるという経験のないペーパー先生もいると思います。どちらにしろ、質的な担保がない状況でやってもらうことになります。

今の教員不測の現状を見ると、積極的に働く意思を持っている人が少ない気がすること。教えるということについてどの程度力がある人を集めることができのかが不明なこと。「やりがい」だけを前面に出しても、仕事として成り立たなくてはいけないはずです。そこまで考えて、これらの提案がされているのか、知りたいものです。

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