2025年8月6日水曜日

教育DXを進めるのか

 この投稿を書く前に、僕自身は、とても早くからパソコンを使っていました。最初に使っていたのはNECのPC8001です。たぶん、1980年ごろのことです。それから、ずっとパソコンを使ってきています。授業での活用などについても、多少なりとも考え、実践をしてきています。

ですから、全く否定的に教育DXをとらえているわけではないのです。ただ、最近、考えているのは、10歳までの子ども達に、一切、そういう機器を使用させないほうがいいのではないかということです。もちろん、10歳に根拠はありません。区切りとして、考えているだけです。

何を言いたいのかというと、手を十分に使う活動をさせることが大切なのではないかと考えているからです。そして、ある一定年齢までは、活字を読むことに特化した方がよいような気がします。

現在の大人は、誰一人として、IT機器を使って漢字を覚える経験をしているわけではありません。みんな、鉛筆と紙を使って漢字を覚えてきています。今、検証結果が出ているかもしれませんが、少なくとも、昨年度までの間に、デジタルドリルを使った方が有効だという数値を見たことはありません。数年前に、大手のメーカーが検証実験を進めていたようですが、2年間で辞めたという話を聞いたことはあります。検証して、デジタルドリルを使うメリットが大きいということであれば仕方がありませんが、漢字を覚える作業を通して、手の動きの練習をしたり、視覚でとらえたことを指先に伝えたりという意味合いも出てくるのではないでしょうか。その辺の研修がされているのか、知りたいと思います。

DXを進めることは、社会の進み方からしても絶対に必要です。しかし、子供の成長に合わせたものにならなければなりません。

僕の世代でも、すでに40年以上前になりますが、大学生でも本を読むことはないという傾向がみられていました。これだけ、様々な映像が流れるようになっている現在、それを止めることができませんし、映像という手段が、文字にとって代わる自己表現の手段になっているのかもしれません。確かに、そういうことも理解できますが、子ども達が成長し、能力を高めるための経過を研究し、それに合わせた新しい学校づくりをすることも大切なのではないかと思うのです。

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