話題にはなるけれど、地域によっては、ピンとこない話でもあると思います。正直、外国人という一つのくくりでまとめることには、疑問があります。日本人の家庭にも、様々な家庭があるように、当然外国人といっても、一律にとらえることなどできません。僕は、担任として中国人、ベトナム人、フィリピン人の子どもを受け持ったことがあります。それぞれに、家庭状況が異なり、子どもに期待していることも全く異なったものでした。実際優秀だった子は、名古屋大学に進学しています。
母国で、どのような生活をしていたのか、また、どのような状況で日本に来ることになったのかなど、その子を取り巻く要因によって、異なることなので、一概に外国人だからという論調になるのは納得できません。
実際「明日1年生の娘が日本日来る」といわれたことがあります。「日本語は一言も話せない」と付け加えられました。その子は、実際に日本に来た翌日から学校に登校してきました。話せるのはポルトガル語だけ。まあ、半年もたつ日本語をすらすらとしゃべっていましたが…。
外国人に関しては、言語的なことが一番気になります。これは、帰国子女も同様ですが、いったい何語をベースにしているのかということです。イギリスに3歳ごろ行き、小学生になって日本に帰ってきた子は、言いたいことがあると、基本的には英語で話していました。感情的になった時もです。同時にイギリスに行っていた5歳上のお姉さんは、日本語で、話していました。この例からは、3歳前後の言語環境が大きく影響するのかと思わされました。同じような例は、いくつか見てきています。確かに我々は、日本語で物を考えています。新しく入る言語も加え、複雑な思考をしているわけです。しかし、ベースにある言語が、日本語でない場合、成長の上でどのような影響があるのかも、理解することが必要だと思います。
もちろん、日本で生活をしていくうえで、日本語の習得は必要になると思います。しかし、その子にとって、大切なことは何なのかを考えることも大切だと思います。また、母国語を習得することも必要です。親族とスムーズに話をできる機会を大切にした方がよいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿