2026年5月24日日曜日

教員っていい仕事の面もあるって、思いませんか。


教員は、本当にいい仕事だと思います。決して、今世間で言われるほど敬遠されるばかりの仕事ではないと感じています。

この仕事の性質上、数字で何かを評価されることはほとんどありません。確かに、全国学力・学習状況調査の結果などは数字で出ますが、前年度の時点で学級編成がなされている(=前任者の影響や子どもの実態が多様である)関係上、その数字だけで担任の技量が測れるわけではなく、数字自体が大きな意味を持つことはありません。そのため、学級担任の間で過度に数字を競い合うようなこともあまりないと言えます。

また、「自由度が高いこと」も、仕事としては非常に面白いところです。授業の進め方や学級での活動について、最初から強い制約があるわけではありません。自分で考え、有効だと思う方法で学習を進めることができます。子どもたちの人間関係をよくするためにどんな工夫をすればよいかも、担任の裁量で考え、実行することができます。

もちろん、自由度が高いということは、裏を返せば「正解がない」ということであり、何でも担任一人で抱え込んでしまいがちになる大変さもあります。しかし、だからこそ自分の工夫がピタッとハマり、子どもたちに届いたときの喜びは、何物にも代えがたいものがあります。

教室内のレイアウトや掲示物も、工夫のしどころです。「どんな掲示をすればよいか」「どんな効果を期待しているのか」、それらもすべて自分で考え、自由に教室という空間をデザインすることができます。

こうした工夫は、必ずしもすぐに効果が表れるわけではありません。しかし、数か月が経ったとき、子どもたちの姿に変容が見え、確かな効果を実感できる瞬間があります。

また、担任は教室の中では一人ですが、決して孤立した仕事ではありません。「どうすればクラスがよくなるか」「この授業をどう組み立てるか」を、学年主任や同僚の先生たちと相談し合い、チームとして知恵を出し合える一体感も、この仕事の大きな魅力です。

自由度が高いということは、工夫の仕方がいくらでもあるということです。私は学校以外の職場で働いた経験がないため、他業界との比較は難しい部分もありますが、それでも「先生」という仕事は、自分が考えたことを形にし、同僚と支え合いながら、子どもたちと一緒に学級を作り上げていくことができる、極めてクリエイティブで楽しい仕事であることは間違いありません。

マイナス面を見れば、確かにSNSなどで言われている「ブラック部活」や「長時間の時間外労働」といった指摘も、決して的外れではありません。「やりがい」という言葉を隠れ蓑にして、無理をするのが当たり前になっている現状は、明確に間違っていると思います。

だからこそ、マイナス面だけでなく、この仕事が持つ本来の「よい面」にも同じように光を当てることが大切なのだと思います。

教員という仕事には、まだまだたくさんの魅力があるはずです。この記事を読んでくださった皆さんが思いつく「先生のよい面」があれば、ぜひコメント欄で教えてください。

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