世の中、働き方改革を進めることの必要性がよく言われます。学校の先生についても、働き方改革が求められています。
ただ、働き方改革にどう取り組むのか、という方針が教育委員会化から示されませんし、校長が考えているかというと、あんまり考えていないのではないでしょうか。働き方改革よりも、意外と世間体(ここでいう世間とは、保護者や地域に住んでいる人たちです)を気にしている校長も多いかもしれません。実際に、それぞれの学校事情を抱えています。ですから、留守番電話にする時間をどうするのかなど、ちょっとしたことが問題になるわけです。
学校の先生も当然勤務時間が決まっています。例えば、8時15分から、16時45分と勤務時間が決まっているならば、当然、電話はその時間だけしかつながらないと考えるのが一般的だと思います。実際、勤務時間を超えての対応など、一般企業では考えられませんし、市役所や区役所だって、同じように勤務時間を超えての電話対応などしてくれません。
まあ、24時間交代制で対応してくれるところは、別です。警察や消防、緊急対応をしてくれる大病院などです。しかし、それらの企業は、24時間体制をとれるようにシフトを組んでいます。当然、学校には、24時間対応できるシステムはありません。最近よく言われるように、教員には、残業手当がありません。給特法という法律で、4%特別に給を払うね、だから、いくらでも働いても、残業手当はつけないよという不思議な仕組みがあるのです。作った時には、学校がそれほど忙しい職場でなかったのです。まあ、その頃は、当直などもあった時代なのかもしれません。
この残業代の問題は、置いておきますが、学校は、保護者がいつ電話をかけても、対応すべきだと思われていると学校側が勘違いをしているところもあります。
なので、「働き方改革」を言われる中でも、勤務時間を超えての電話対応が存続してしまうのです。
僕は、学校だよりに、先生たちの勤務時間を書き、電話対応も、その時間だけということを保護者にも、地域にもお知らせしました。当然ですが、そのことについてのクリームは1っ件も来ませんでした。